2018年4月10日火曜日

第57回 入学式

皆さんこんにちわ!
今日は牛田中学校第57回の入学式でした。


第1学年 男子106名、女子92名、計 198名


三村校長先生の祝辞と、
新しく入学された皆さんの入学式の様子を載せます。


広島市立牛田中学校 平成30年度 第57回 入学式 式辞

第1学年 男子106名、女子92名、計 198名の入学を認定します。


うららかな春の光の中。色とりどりの花が咲き、
牛田山が新緑に包まれる季節を迎えたこの佳き日。

ご多用にもかかわらず、坪井貴洋(たかひろ)PTA会長様をはじめ、
多くの来賓の皆様、地域、保護者の皆様のご臨席をいただき、
広島市立牛田中学校 平成30年度 第57回 入学式が、
盛大に挙行できますことを、厚く お礼申しあげます。

 希望に溢れ、入学してきた新入生の皆さん。入学 おめでとうございます。
皆さんの入学を教職員一同、そして上級生とともに心より 歓迎します。
さて、急激な社会の変化の中で、変わらぬ力、
変化に対応するための新たな力の両方を付けていく必要があります。

10万年前に誕生し、太古から人々の心を魅了し続けている富士山。
世界文化遺産となり、世界に誇る日本の象徴。 霊峰富士 とも呼ばれています。
富士山は、美しい山です。
この富士山が 人々の心を魅了するのは、山頂の美しさとともに 
しっかりとした揺るぎない裾野をもっていることにあると思います。
まるで、高い目標を実現するためには この裾野を 
いかに創っていくことが大切であるかを示しているとも考えます。


今日から皆さんは中学生です。
中学校は、「一生懸命 勉強する場」です。と、同時に、
「自分探しの学びの場」です。人生で最も柔らかで多感な時期、
この時期に学んだことや夢中になったことはずっと心に残り、
必ず、将来に生きてきます。

変わらぬ力をつけるために大切なことは、中学校の多感な時期、
どんなに素晴らしい自分になりたいか、
なぜ学ぶのか、どう生きるのか、しっかり考えることです。
そして、できるだけ、静かに考え、決めたことは思い切って行い、
自分を磨いていきましょう。

そのためには、次のことを実行してください。
社会で信頼される人になるために 時を守ること

出会いを大切に 敬いの心を表せる人になるために 
相手を幸せにできるようなあいさつができること

責任感のある人になるために 進んで場を清め、
ぞうきんの四隅をそろえるところまで 気を配ること

人は支え合い、ともに生きているということを学ぶために
「私がやります」という貢献の意志をもつこと

これらは、どんな時代でも必要です。

さらに、これからは、ともに生きる、生き合う力が さらに 必要と考えます。 
一生、成長し続ける人になるために多様な意見を聴き合い、
仲間を認め合うという、学び合いが大切です。
互いの考えを聴き合い 学びを広げ、深めていく力をつけること。
それを牛田中学校で身につけてください。

今、お話をしたことは、本校が大切に受け継いでいる
「自立し、互いに支え合い、高め合う」という
牛田中学校の精神であり、将来に必要な 生きていくための力です。

こうした日常の些細なことを貫いてこそ、
高い目標を実現させる裾野ができてきます。
そして、志をもって取り組み、成長し 
やがて 私たちの ふるさと 牛田に帰ってきてほしいのです。
毎日が 本番! そして 感謝の心で!!
 仲間と学びで この裾野をしっかりと創ってきましょう。

最後になりましたが、牛田中学校は、
平成37年度に誕生し、創立56年目を迎えます。
瀬戸内海を遠望できる素晴らしい教育環境のもとで数しれない実績、
宝が築かれてきた伝統校です。

その多くの宝は、保護者の皆様、地域の皆様、
卒業生の皆様のご理解とご支援の賜であると日頃より感謝しております。

本校職員も、力を合わせ精一杯、牛田中学校の教育活動に努めてまいります。
平成30年度は、また、新たなチャレンジを生徒と行ってまいります。

どうぞ、引き続きこれまで同様、全校生徒のサポーターとして、
本校教育の推進につきまして、
格別のご理解と協力をお願い申しあげ、式辞といたします。

平成30年4月10日
広島市立牛田中学校長  三村  千秋






0 件のコメント:

コメントを投稿